能楽

先日社員と一緒に初めて能楽を観覧しました。

 

あらすじ

 

【 梟山伏 】

山から帰ってきた弟が「もののけ」にとり憑かれたようなので、いろいろ看病したが治らない。

兄は法力を持つという山伏に加持祈祷を頼みに行く。

山伏は家にやってきて、呪文を唱え、盛んに祈るが一向に効き目がなく、兄まで奇妙な声を出し始める。

梟の祟りにとり憑かれたと見て、山伏はますます精根をかたむけ、印を結び数珠を揉んで祈りに祈ったところ山伏までもとり憑かれたという滑稽な内容。

 

【 恋重荷 】

白川院の御所に菊の下葉を取る山科荘司という身分卑しい老人がいた。あるとき荘司は女御の姿を垣間見て恋をしてしまう。

卑しい者がうっかりと姿を見る事でさえ罪であるのに、ましてや恋をするなど言語道断。

臣下は荘司の恋を諦めさせようと綾錦で包んだ重荷を用意し、これを持って庭を百回、千回を廻ったならば、今一度女御の姿を見せようと約束する。

勇む荘司は荷を持とうとするがどうしても持てず、ついに空しくなり果てる。

これを聞いて悔やむ女御の前に荘司の亡霊が現れ、恨みをこめて責めなさいという内容。

 

初めて見ましたが結構楽しい時間でした。また見たいものです。

まだ見てない皆さんは是非一度見て下さいね

 

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