西彼町白崎郷といってもピンとこないかと思いますが、四本堂公園キャンプ場と言えば分かる人はいると思います。
その四本堂公園の側にあるのがこの古民家住宅。

古民家と言っても2003年に建てられた家で、古民家風にこだわって徹底的に造った建物です。
玄関開けると囲炉裏付の土間。
しかも、あえて昔の農機具もオブジェとして展示し、建具は木製、雨戸も木製、そして木材サッシを閉める金具までもねじ式金具と細部までこだわっています。
材料探しにかなり苦労し、そして時間を費やしたとオーナーは言っていました。

本当にタイムスリップした感じがします。
少しの懐かしさと包み込まれるような心地よさを感じる空間が「和」なのでしょうね。

この家、実は田舎で食する「そば屋」ということで建てられました。
だから門構えから家屋に入るまでの庭、そして縁側から望む眺望もまた良く、随所に安らぎの空間があります。

室内は天井が高くメインの和室は続き間で圧迫感はありません。
各部屋の障子から射しこむ自然の光が淡く、そしてそこから望む庭の草木を楽しむ。
本当に落ち着きます。

お風呂は渡り廊下の奥にあり、ちょっとした旅館の離れ風呂といった感じ。
お風呂の壁はガラス張りでそこから景色を望むのもまた良い。

お風呂は内湯と外湯があり、当然外湯は露天風呂で季節の星や月を眺め、ゆったりと心と体を癒す空間のひとつ。

再度伝えます。古民家と言っても大正時代以前の建物ではないので構造に不安をもつ心配はありません。
あえて古民家風に細部までこだわったオーナー自慢の建物です。

田舎暮らし、そして「和」が好きな人にはおススメできる物件です。